愛知県庁の見学と駐車場情報

愛知県庁 東海

名古屋城をイメージして作られた愛知県庁本庁舎は、隣接する名古屋市役所本庁舎とともに国の重要文化財に指定されています。

国の重要文化財として現役で使用されている庁舎としては全国で初のケースです。

愛知県庁の所在地とアクセス

愛知県庁の基本情報

住所:〒460-8501 名古屋市中区三の丸三丁目1番2号

電話: 052-961-2111(代表)

業務時間:午前8時45分から午後5時30分
(土曜・日曜日・祝日・12月29日から1月3日を除く)

愛知県庁へのアクセス方法

最寄りの公共交通機関

・地下鉄名城線「名古屋城」駅から徒歩1分
※名古屋城駅からは地下連絡通路で繋がっていますので、地上に出ることなく県庁内に入ることができます。

・名鉄瀬戸線「東大手」駅から徒歩5分

・基幹バス「市役所」停留所から徒歩3分

・とよやまタウンバス「県庁前」停留所から徒歩1分

お車でのご利用

名古屋駅から3㎞(約10分)

駐車場の利用情報

駐車場を利用される方へ(無料)
愛知県庁舎及び西庁舎周辺に無料駐車場があります。

愛知県庁本庁舎屋根改修工事のため、規制範囲を拡大することに伴い、本庁舎の平面駐車場への駐車ができなくなります。また、構内南側において、車両の西側からの出入り、通り抜けができなくなりますので、来庁の際には公共交通機関を御利用いただきますようお願いいたします。

詳しくは愛知県公式HPを御覧ください。

愛知県庁の施設案内

愛知県庁本庁舎の特徴

昭和13年(1938年)3月完成。

鉄骨鉄筋コンクリート造、地上6階地下1階塔屋付き。建築面積4,666平方メートル、延べ面積28,314平方メートル、高さ39.79メートル。

昭和天皇の即位の礼の記念事業の一環として、中区新栄から移転されました。

場所が名古屋城の外堀内で、名古屋城と、隣に建ち先に完成していた名古屋市役所本庁舎と調和させた設計になりました。

名古屋市役所本庁舎と比べるとよりお城っぽいですね。

平成26年には名古屋市役所本庁舎とともに国の重要文化財に指定。本県庁舎については、5つある重要文化財(建造物)指定基準のうち、「意匠的に優秀なもの」と「歴史的価値の高いもの」の2つに該当するとされました。

国指定重要文化財「愛知県庁舎」の見どころ

◇ 正庁 (6階西)※見学をご希望の場合は下記「県庁見学」をご利用ください。

愛知県庁正庁6階の現在の様子
引用元:愛知県庁公式HP
愛知県庁正庁6階(昭和13年当時)
引用元:愛知県庁公式HP

  (上:現在、下:昭和13年当時)

儀式や式典などの公式行事や重要な会議で使う部屋です。

◇ 貴賓室 (5階西)※内部の見学はできません。

愛知県庁貴賓室(現在)
引用元:愛知県庁公式HP
愛知県庁貴賓室(昭和13年当時)
引用元:愛知県庁公式HP

(上:現在、下:昭和13年当時)

海外からのお客様などをおもてなしするための格調高い部屋です。

天井の中心飾り、大理石の照明ブラケットや暖炉などは建設当時からあるものです。

◇ 知事室 (3階南) ※見学をご希望の場合は「県庁見学」をご利用ください。

愛知県庁知事室(現在)
引用元:愛知県庁公式HP
愛知県庁知事室(昭和13年当時)
引用元:愛知県庁公式HP

  

(上:現在、下:昭和13年当時)

知事が執務する部屋です。

知事室の位置は創建当初からずっと変わっていません。

◇ 講堂(旧議場) (2階中央) ※見学をご希望の場合は「県庁見学」をご利用ください。

愛知県庁講堂(現在)
引用元:愛知県庁公式HP
愛知県庁講堂(昭和13年当時)
引用元:愛知県庁公式HP

(上:現在、下:昭和13年当時)

◇ 正面玄関内部 (1階西) ※ご自由にご覧ください。

愛知県庁正面玄関(現在)
引用元:愛知県庁公式HP
愛知県庁正面玄関(昭和13年当時)
引用元:愛知県庁公式HP

 (上:現在、下:昭和13年当時)

これ以外にも、建設当時のものが各所に残っていて見学することもできます。

愛知県庁の見学について

すべての場所が自由に見学できるわけではありませんが、職員が案内をしてくれる「県庁見学」を実施してくれます。

希望する方は、財産管理課まで電話で予約してください。

   電話:052-954-6057 財産管理課

詳しい案内はこちらです。→→→「県庁見学」のご案内

愛知県庁のクチコミ(Googleマップ クチコミより抜粋)

  • ★★★★
    名古屋市役所の隣にあり、土日祝日で中には入れませんでしたが素晴らしい作りです。
  • ★★
    たまたま通りかかったら改修中でした。
    昭和13年に竣工したそうで、平成26年に国の重要文化財にしてされています。
  • ★★★★★
    近代建築として評価。
    こちらを見る前に栄の銀行建築を見てきたのと、事前に写真で帝冠様式なのを見ていたので、神奈川県庁と同じサイズをイメージしていたのです、堀を渡って見えてきたサイズに驚きました。
    愛知県は近代建築の保護はイマイチなのかという感想は吹き飛ばす凄さです。
    中に入ると完全に今までのイメージが間違いとわかりました。
    階段やエレベーターエントランスなど、当時のまま使えるサイズだったのが幸いしたのでしょうが、中身を当時のまま使っています。
    窓枠は木製そのまま、通路も増築や幅拡張をしていない、隣の建屋との渡り廊下を増設していない、車寄せが現役!という、徹底してそのままの生きた建築でした 電化、空調等がしづらい建物なのに大事に使われています。
    愛知県、素晴らしい!
  • ★★★★★
    今日は彼の用事に付き添いこちらへ来ました。
    ここまでではないけれど、私の暮らす西尾市の西尾役所も昔はレトロなタイルや石造りで素敵だったのを思い出しました。
    今は綺麗に建て替えられてしまいましたが、それは働くひとも私たち市民も利用しやすい建物でもあります。
    それにしても県庁の規模で、この建物、東洋と西洋の建築が混ざり合い、ここ愛知県独自の文化をも感じる存在感は立派です。
    眺めていると海外にいるような気分になったり、長い歴史をかんじられる部分があちこちにあって、昔も今もここに感じられるのは素晴らしいの一言ですね!

愛知県の公式ホームページの案内

愛知県公式ホームページ
愛知県公式ソーシャルメディア一覧

参考資料

愛知県公式ホームページ「ネットあいち」
Googleマップ